遅ればせながらMGSⅤ TPPをクリアした。そしてプレイ中、かねてより書きたかったMGSとUKロックとの関連性を書き出したいと思う。
小島監督といえば、大のUKロック好きである。そういえば、MGS5の初期のトレイラーはBGMにマイク・オールドフィールドのNuclearが使われていた。他にも、ソリッド・スネークの本名が「デイビッド」で、ゼロの本名はデイヴィッド・オウ。これは、デヴィッド・ボウイがら来ている(いや、2001年のデヴィッド・ボーマンかな?)だとか、雷電はむかし若い頃のデヴィッド・ボウイに似ていると言われたことがあるとか。ゼロ少佐のコードネームになりかけた「トム」というのは、同じくボウイのヒット曲『スペース・オディティ(Space Oddity)』に登場するトム少佐(Major Tom)から来ているとか。ともかくMGSシリーズにおけるUKロックネタを挙げ始めるとキリがない。
今回は、特にMGS5とデヴィッド・ボウイの関連性を踏まえ、この未完の物語を考えていきたいと思う。
まず、今回のMGS5は、なにを隠そうボウイの楽曲『世界を売った男("The man who sold the man")』から始まる。そして、最終ミッションのタイトルも「世界を売った男の真実」とある。ここからしてまずMGSⅤがボウイに強い影響を受けていることが分かるだろう。他にも「国境なき軍隊(MSF)」に代わる新たな組織名「ダイアモンドドッグス」は、同じくボウイのアルバム『ダイアモンドの犬(Diamond Dogs)』から来ているに違いない。しかも『ダイアモンドの犬』はジョージ・オーウェルの小説『1984年』をモデルにしているが、MGS5の舞台も1984年である。
ほかにも、イーライの存在。ここはもう分かっている人には、あからさますぎたと思う。
イーライは、どうにもリキッドの幼少期らしい。液体人間とか服に書いているあたり、完全に狙っている。しかし同時、彼はさも「ジギー・スターダスト」であるかのような紹介をされている。それはホワイト・マンバ=イーライの回収ミッションの際、カズがブリーフィングにて「地球に落ちてきた星屑」(だったかな……? 自信がない。要確認)とイーライのことを形容している。これは、同じくボウイのヒット曲であり、名盤とも言われる『ジギー・スターダスト(The Rise and Fall of Ziggy Stardust and the Spiders from Mars)』から来ているのだろう。
ボウイは70年代、同時期に『ジギー・スターダスト』というアルバムと『ハンキードリー』というアルバムを出しているが、前者は特に架空のロックスター「ジギー・スターダスト」関連の楽曲を集めている。ジギーの物語をざくっと説明すると、