2017年11月16日木曜日

第25回文学フリマ東京、参ります。

 前回、5月の文フリでは見事に新刊を落としまして。まったく惨敗を喫してしまったわけですが。今回は違います! ド派手な新刊をご用意しましたよ!

 というわけで、先日届きました。今年の新刊です。


『シスターズ・ルーム』物理書籍版でございます。
 ざっくりとしたあらすじはと言いますと……

 高校一年生の泉雄貴には、大学生になったばかりの姉、舞結がいた。引っ込み思案な雄貴と、好奇心旺盛だけど飽き性な性格の舞結。いままで雄貴は、そんな舞結に巻き込まれてたくさんの趣味に付き合わされてきた。しかし、舞結の趣味が長続きした試しは一度としてなかった。
 ある日、舞結の突発的なギター趣味に巻き込まれて、姉弟ふたりきりのセッションが始まった。だが舞結の趣味はいつものようにすぐ終わることはなく、幼馴染や同級生を巻き込んで、バンドになっていく。オアシスのコピーバンドから、オリジナル曲。初めてのライブと、そして解散。
 姉弟の成長と、アマチュアロックバンドの興亡を描く。青春音楽小説。

 というような感じです。UKロック好きは思わずクスリと、また音楽がわからなくても楽しめる鬱屈とした、しかし熱い青春小説になっています。ちなみに音楽的なことや楽曲の詳しいことは、今後またこちらのブログにあげようと思ってます。聴きながら読んでも、読みながら聴いてもよし!(それって同じでは)

 今年、某大賞に応募し、またも見事に一次落ちした本作。個人的には最高にロックな青春小説だと思ってたんですが……。結構鬱屈とした青春小説なので、レーベルと合わなかったのかな(と言い聞かせている)。
 原案は喜屋武みさき氏。原案協力・執筆は機乃遥。表紙イラストはいつもながら苔山雫氏に担当してもらいました。


 裏表紙はこんな感じです。
 ええ、そうなんです。察しの良い方はもうお気づきのはず。これ、表と裏がつながってて……


 こうなるんですねー! もちろん元ネタは、
 オアシスのアルバム、Definitely Maybeです。二冊買うとこれができますよ!(だれが二冊買うんじゃい)

 ちなみに中はこんな感じです。新書版で302ページの大ボリューム。

 というわけで、機乃遥・喜屋武みさきによる青春音楽小説『シスターズ・ルーム』は、

11月23日(木) 東京流通センターD-1


 にて、1000円で頒布いたします。
 ぜひぜひ、ご購入のほどを! それからスピンオフ作品、『ストレイ・キトゥンズ』のほうもなにとぞ!

 なお、既刊として本格スパイ冒険小説『ハートブレイカー』、そして5月に頒布したコピー誌『PEPPER BOX』も頒布いたします。また無料配布としてシスターズ・ルームのフライヤーもご用意しています。
 こんな感じに、バンドのライブのフライヤー風に仕上がっております。こちらは無料で、たくさんありますので。ぜひジャンジャンとってってください。

 というわけで、

11月23日(木) 東京流通センターD-1


です。大事なことだから二度言いました。
 では、当日お会い出来ることをたのしみに……。

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